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ネイティブとの会話のために読むべき、スラングを含んだ洋書 “The subtle art of not giving a [beep]”

目次

TOEIC高得点でもネイティブとの会話に躊躇してしまう原因と解決策

TOEIC800点以上を維持していながら、いまだにネイティブとの会話に躊躇している人はいないだろうか?

そんな人は、口語で書かれた書籍を読んでみよう。

TOEIC高得点者は、おそらく、誤記もスラングもない文章、特にビジネス文や学術文書ばかりを読んでいるのではないだろうか?

SNSが主流となって、スラングだらけの分章を読む機会が増えたはず。しかも会話ともなれば、尚更だ。

ただ、SNSなどの文章は、コミュニティ内のスラングばかりで一般的ではないし、そもそも、コミュニティー外から参照されないので、意味の調べようもない。

ある程度、英語力がついたら、スラングや現在使われている口語の書籍を買って読んでみよう。

内容がつまらないと意味はないし、せっかく読むのだから、自分の知識に役立つ内容がいいだろう。

ここでは、その中でもこれはいいかもと思った書籍を紹介する。

ニューヨークタイムズベストセラー”THE SUBTLE ART OF GIVING [bleep]”は、スラングいっぱいだけど読む価値あり

the subtle art of not giving a [beep]を読むために必要な能力

本のサイズはB5を少し大きくした感じだ。高校の科学の教科書ぐらいだろうか?
ページ数は、206ページ。TOEIC900点台なら、3時間もあれば読み切れるだろう。

700点ぐらいの大学生(”早大法学部2年”)の甥っ子でも、5時間で読み切っていた。スラングばかりで、つまづいてしまう可能性もあるが、そもそも、知っている必要がない単語ばかりと思って、わからないまま読み飛ばしてしまおう。

「スラング」の意味を調べる必要はない。なんとなく・・覚えておいて、経験の中から意味を掴むようにしよう。

「スラング」の意味をわざわざ覚える必要はなし、そもそも辞書に載っていない、載っていても、話者や著者が意図している意味が記されている保証はない。調べるのはやめてしまおう。

例えば、「やばい!!」は、辞書によると「危険や悪い事が起こりそうな形勢だ。あぶない。」という意味だが、ここ数年は全く違う意味で使われている場面によく遭遇するだろう。これが辞書に反映されるのは、5年以上先だと思う。だから、スラングは読み飛ばせ。ただなんとなく、使われているシーンだけを覚えておこう。

スラングとの接触回数を増やすと自然とそのシチュエーションから意味がわかってくる

The subtle of art of not giving a [beep]の紹介

概要

“The subtle of art of not to giving a [beep]”は、ニューヨークタイムズのベストセラーにもなった2016年に出版された書籍だ。サブタイトルには「A counterintuitive approach to living a good life」(良い生活を過ごすための非直感に反するアプローチ)となっている。すなわち、裏を返せば直感的なアプローチという意味だ。もっと気楽に生きよう。現代社会に生きる我々が、より良き生活へと肩肘を張って生きるという方法に疑問を抱いた内容となっている。

9つのチャプターに分かれており、その内奥は、無理に肩肘を張って生きていくやり方はやめよう。理想の生活を無理に追い求める必要はない。そもそも理想の生活とは、生まれてから今までに様々な環境の中で周りから植え付けられたもので、自らが本当に望んでいるものなのか?という根本的な疑問にまで言及している。気楽な文体であるがゆえに、学者には受けが悪いかもしれないが、そもそも、高級な文語体で書かれている書籍や文献が優れているというのは勝手な思い込みだし、我々が先生や親、大人たちから、押し付けられた価値観にすぎない。

二重否定単語「counterintuitive」

難解単語: COUNTER INTUITIVE

サブタイトル「 A counterintuitive approach to living a good life」の中の難解単語、Counterintuitiveについて説明しよう。

  • Counter (接頭辞):反・反対
  • in  (接頭辞):反・非

つまり、「counterintuitive」とは、直訳すると「反非本能的」という意味だ。速い話が、”直感的・・・”

著者は:スーパーブロガーのアメリカ人「マークマンソン」

本書籍の著者は、MARK MANSON(マークマンソン氏)だ。ブロガーでブログサイトを公開している。ぜひサイトを確認してみよう。

Author of the new book Everything is #”%!ed a book about hope

「The Subtle Art of Not Giving a F*ck」はMark Mansonによって書かれたセルフヘルプの本です。この本では、人々がより意味のある人生を送るために、自己啓発やポジティブ思考のアプローチに疑問を投げかけます。マンソンは、物事に過度にエネルギーを費やし、無駄なものに関心を払うことは人々を不幸に導くと主張しています。代わりに、自己意識を育て、重要な価値観に集中することで、人々はより充実した生活を送ることができると述べています。この本は、率直でストレートなアプローチで知られており、多くの読者に影響を与えています

by chat GPT4.0

出版が、2016年ということで、生成AIが誕生する前に執筆されており、最近多い、生成AIを使った書籍には見られない点が自然体の文章として受け入れやすくなっている。

著者:「MARK MANSON」の紹介

Mark Mansonは、スーパースターブロガーで、PV100万越えのブログサイトを運営している。
生年月日:1984年3月9日
学歴:ボストン大学 専攻:国際関係学
出身(大学入学まで):アメリカ合衆国、テキサス州、オースティン市、

2008年からブログサイトを運営している。最初の内容は、デートのアドバイスについてだそうだ。

ブログの中でもスラングが大量に使われているが、実は、彼の学歴(ボストン大学)は、米国でも世界的にもかなり上位に位置している大学で、世界ランキング60-90位と、日本の東京大学よりは下だが、他の旧帝国大学(京都大学、大阪大学、東北大学、名古屋大学、北海道大学、九州大学)よりは上の位置にいる。

そんな高学歴の彼が書いた書籍であるわけだから、内容に不審な点はないし、何度か読み直すと、きちんとスラングの意味が文脈から推測できるようになっていることに驚くだろう。

The subtle art of not giving a [beep]を読んだ率直な感想

最初読んだ時は、なんじゃこの本は??という感じでした。スラングだらけ、どっかのゲーム実況か、スポーツ実況か?と思うような”Fu_k”の連発。Amazonでポチって買ったせいで内容を全然知らないまま、ただ、面白そうな内容だから買っただけだ。固い内容と思いきやいきなり”fu_k”の連発に驚いてしまったのだ。ただ、よく考えると、ラジオ番組やTVの内容ではよくある表現だし、ついでに著者が訴えたいことが非常に理にかなっているので、文体は気にせずに読むことに。これが功を奏して、今まで敬遠していたスラングへの対処法や勉強法を獲得することができた。そして一つ言えること。

原書(英語)で読まなければ、この本は意味がない・・・・

自己啓発本は数多に溢れている。内容も似たような類のものもたくさんあるが、この本の最大の特徴は、自然な現代口語で書かれていることだ!!

週末、半日あれば簡単に読み終わる。ちょっとネットフリックスを止めて、読書に時間を割いてみよう。

The subtle art of not giving a [beep]が、ベストセラーになった理由を考察してみよう。

現在の自然な口語的文体で書かれていることに尽きる。

ブロガーにとっては、リーダーが気楽にかつ重要な内容を瞬時に把握する文章力が求められる。正直、堅苦しい文語体は、現代社会の読者にとって不要なのだ。学校や古い書籍から得る知識よりもインターネット上に溢れる情報の方が、よっぽど正確で最新だからだ。もう古い文体で記す必要はない。自然体で自然な表現の書籍を読もう。これが、ネイティブとの会話に躊躇しなくなる、物おじしなくなる、きっかけとなるはずだ。

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この記事を書いた人

Horinouchi Yです。理系出身のサラリーマンです。TOEIC900点を取得しましたが、英語は全く話せません。転職に有利で、年俸がTOEICに比例するというメリットを受けることができました。旅行が好きで海外旅行に行くために最近英会話をはじめました。英会話が習得と、楽をしてTOEIC高得点を取るコツをブログに綴っていきます。

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