I just called to say I love you(愛していると言いたくて電話しただけ)
邦題は「心の愛」ースティービー・ワンダー出演のCFで有名に
「I just called to say I love you」(邦題:「心の愛」)はスティービー・ワンダーの名曲です。To不定詞の授業で覚えさせられた人も多いのではないでしょうか。今なら、小学6年生ぐらいで学習するそうなので、小学6年生の文法力で、全歌詞の完全理解が可能な曲です。
原曲の曲名: I Just Called To Say I Love You.は、
直訳すると「「愛している」と言いたくて、電話しただけだよ。」となります。
この曲は、両親の話によると、40年ぐらい前に、テレビCFで使われていたそうです。だから、昔の人はみんな聞き覚えがあるそうです。私も丸暗記しています。なぜなら、TO+不定詞の授業の後に、覚えるように言われ、期末試験で前文記せと言うとんでもないような問題が出題されたからです。
I Just Called To Say I Love Youの文法解釈ーTo 不定詞とThat説
念のため、曲名の文法解釈を解説します。
「I just called to say ”that” I love you.」
上のように、SayとIの間に、Thatがあるはずなのですが、省略されています。
すなわち、「I LOVE YOU」は、Sayの目的語となる、That節です。Justは、「単に」とか軽い気持ちを表現しています。当時は、まだ、電話がないうちも多く、当然携帯電話なんてない時代ですから、電話するなんて非常に大それたことだったし、少し照れ臭いので、Justをつけているという感じでしょうか。当時の少年や青年は今ほど大胆でもなかったわけです。
邦題の「心の愛」はどこからきたの?ーーIt From My Bottom of My Heart
歌詞中で、サビの最後に、おそらく、邦題として「心の愛」が採用されるきっかけとなった部分があります。
I just called to say I love you
And I mean it from my bottom of my heart.
英語のタイトルだけだと、シャイな、青年が、「I love you」と言うために電話しただけなんだけど、と言い訳するイメージが浮かびますが、実は、これは、私の心の底から湧き上がってきたんですよ。と最後に言うことで、実は、シャイではなく、勇気がある感じがあって好感が持てます。
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